人里離れて旅に出た。野を超え山を超え気がつくとそこは山奥の湖。広い空を大鷹の親鳥が優雅に舞っている。 ふと目の前に大きな鹿が現れた。堂々とした姿に圧倒される。鹿は湖で喉を潤している。彼の住処はこんなに素晴らしいのか。 あたりはたちまち暗くなり溢れんばかりの星空が目の前に。小さな焚き火をたいて静かに朝を待とうと思う。 道中、ご無事で。